■裏書義務勘定
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裏書義務勘定とは、手形の裏書(手形債権の譲渡)を行った際に計上する偶発債務勘定のこと。
すなわち、手形の裏書を行うと、債権が喪失し何らかの対価が計上されるが、裏書した手形が不渡りになった場合の偶発債務が生じる。
これを帳簿上裏書義務勘定として計上する。
手形の満期決済時には偶発債務が喪失するため、反対仕訳を計上して裏書義務を相殺する。
(裏書時) 借方:裏書義務見返 貸方:裏書義務
(満期決済時) 借方:裏書義務 貸方:裏書義務見返
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