■有給休暇引当金
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有給休暇引当金とは、未使用の有給休暇に対して引き当てられる引当金。
2008年現在の日本の会計基準では、有給休暇引当金の引当は求められていないが、国際会計基準、米国会計基準ではこの引当が求められる。
有給休暇引当金の引当にあたっては、「既に提供された労働に対して与えられる休暇であること」「引当額を合理的に見積もることが出来ること」といった一般的な引当金要件に加え、「引当対象となる有給休暇が1年以上の繰越が可能である」といった条件が付く。
有給休暇引当金は、決算時点での過去の労働に対して与えられた有給休暇の繰越日数に対して、当該有給休暇に相当する給与相当額が引当対象となるが、有給休暇の消化率も加味されて計算される。
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