■新株発行費
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新株発行費とは、新株発行に伴う諸コスト(株主募集広告、株券印刷費、金融機関の取扱手数料、登記費用など)のこと。
商法上の繰延資産の一つ。
なお、会社法では、繰延資産の限定列挙が廃止され、計上については会計慣行に委ねられることとなっている。

費用収益対応の原則からすると、半永久的に効果が続くことになる費用だが、商法上は、保守的に3年以内毎期均等額以上の償却を行うことが求められる。
なお、繰延資産として計上するか否かは任意のため、即時費用化することもできる。
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