■小口現金
一覧へ戻る
小口現金とは、通常企業経営上現金管理の観点より、手許に現金を置いておくことはないが、日常、文具購入といった少額の現金取引が行われることに備え、これを取引担当部門担当者に少額だけ現金を渡しておく場合の現金のこと。

一定の期間(1週間1ヶ月)に使用する金額をあらかじめ見積もってその金額を小口現金係に渡し、小口現金係からはその一定の期間に使用した金額を報告させ、その使用した金額と同額を補充するなどする。

会計上、小口現金の振り出し時に小口現金勘定に振出金額を計上し、精算時に小口現金勘定から使途に応じた費用勘定に振替える。

小口現金の支給方法には、随時補給制度と定額資金前渡制度の2つの方法がある。
小泉大輔公認会計士事務所   用語集 TOP