■将来加算一時差異
一覧へ戻る
将来加算一時差異とは、会計上の利益と税務上の所得の一時的なずれで、会計上の利益が先に計上される差異のこと。
一時差異が解消するときにその期の課税所得を増額する効果を持つため、将来加算一時差異と呼ぶ。

理論的には、
1.会計上は収益計上されるが、税務上は益金算入されない
2.会計上は費用計上されないが、税務上は損金算入される
という2つのケースがあり、このようなケースで、将来的にはその差異が調整されるものを将来加算一時差異と呼ぶ。

税効果会計を適用する場合、この将来加算一時差異を繰延税金負債として計上する。
小泉大輔公認会計士事務所   用語集 TOP