■修正テンポラル法
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修正テンポラル法とは、決算日における外貨換算方法の考え方の一つで、テンポラル法に以下の修正を加えた考え方。

(1)当期純利益及び期末留保利益については決算日レートによって換算する
(2)換算によって損益計算書、剰余金計算書、貸借対照表上に生じた換算差額は為替換算調整勘定に計上し、貸借対照表上、資産または負債の部に記載する

わが国では、1995年の外貨建取引等会計処理基準改訂までこの修正テンポラル法が採用されていたが、実務上煩雑であるとの批判が多く、現在では決算日レート法が適用されている。
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