■株主資本コスト
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株主資本コストとは、株主がその出資(資本)に対して要求する利益のこと。
あるいは、その利益率のこと。
自己資本コストと呼ぶこともある。
単に資本コストと呼ぶことも多い。

株主が会社に対してどの程度のリターンを要求しているのかは明示されるものではないため、CAPMに代表される理論に基づき算定される。

現金支出という側面から見れば、他人資本(借入)には金利というコストがかかるが、株主資本(資本金)には、配当を支払わない限りコストはかからない。
しかし、株主は、その出資と引換に一定のリターンを求めており、会社はそのリターン以上の成果をあげるべく投資活動、営業活動を行う必要がある。
これを明示するために提示される仮想のコストが株主資本コストである。
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