■レバレッジ効果
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レバレッジ効果とは、借入など他人資本で資金を調達することで、自己資本のみで事業を行うより、ROEを大きく増減させる効果のことを言う。

下の例で言う、B社のROEがA社のそれを上回る部分がその効果。
例: 総資産 100 利益10 のA社、B社は自己資本比率がそれぞれ100%、50%であることを除きすべて同条件。
A社のROE: 10 ÷ 100 × 100% = 10%
B社のROE: 10 ÷ 100 × 50% = 20%

有価証券等への投資を行う際に投資資金の一部を借入などの他人資本で賄うことで、上述のROE上昇効果と同じように投資リターンの利回りを高めようとする場合に当該効果をレバレッジ効果と呼ぶことも多い。
こういった投資の場合、「レバレッジを効かせる」などと表現する。
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