■時価会計
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時価会計とは、資産と負債を毎期末の時価で毎期評価し、その評価損益を損益計算書に計上し、また、貸借対照表上の帳簿価額を増減させる会計制度のこと。

わが国では、日本においては、金融商品について平成13年4月以後開始する事業年度から原則適用されている。

これまでわが国では、時価基準では経営者の恣意性を介入させる余地があるとの理由で、資産負債の評価基準を取得原価主義で行ってきたが、長期にわたる資産負債保有による時価との乖離が不健全なほどに多額となってきたこと、また国際的な会計慣行を踏まえ、金融商品については市場価格に基づく時価会計が導入された。
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