■資本金
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資本金とは、株式会社が株式を発行しその払込を受けた金額のうち、資本金として繰り入れた額のこと。

新株発行に伴う払込金額の半額以上は資本金に繰り入れることが必要とされており、残額は資本準備金として計上できる。

一旦資本金として計上されると、その取り崩しのためには株主総会の特別決議が必要となることから(減資)、多くの場合、その金額分だけ資産が会社に留保されていることとなり、債権者保護に資するとされている。
資本金の額は登記する必要があり、この登記に関わる手数料が資本金(及びその増減額)に比例していることから、実務上新株発行に伴う払込金額の半額だけが資本金に繰り入れられることが多い。
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