■減産資金
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減産資金とは、生産量の減少によって発生する運転資金(の増加)のこと。
生産量の減少が起きても、固定費の支払いは変わらないため、減産はキャッシュ・フローの不足(運転資金の増加)をもたらすことが多い。また、急激な減産の場合、既に仕入を行っている仕入債務の支払にあてる売上回収資金が不足することがあり、これもキャッシュ・フローを圧迫する。
このような減産による資金需要の増加を減産資金と呼ぶ。
減産が一時的なものであれば、いずれ減産資金は減少するが、減産が一時的なものにとどまらない場合、単なる赤字資金となる可能性がある。
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