■減価償却
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減価償却とは、固定資産(土地を除く)の取得原価から残存価額を引いた額を耐用年数に配分し、毎年費用化していく手続きのことを指す。

固定資産はその金額も大きく、また、その効果はその固定資産の耐用年数に亘って実現されていくものであることから、費用収益対応の原則に従い、購入時点で一括費用計上するのではなく、耐用年数に亘って費用配分するというもの。

費用配分される金額を、減価償却費という。
通常、年々計上される減価償却費は減価償却累計額として貸借対照表上、当該減価償却対象資産の取得原価の控除項目として計上される(間接法)。
減価償却費を減価償却資産の簿価から直接控除する方法もある(直接法)。

GAAPで認められた減価償却方法として、定額法、定率法、級数法、生産高比例法がある。



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