■割引手形勘定
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割引手形勘定とは、手形割引(手形の期日前決済)を行った際に計上する偶発債務勘定のこと。
すなわち、手形割引を行うと、手形債権の譲渡とともに金銭を受け取るが、手形が不履行になった場合の偶発債務が生じる。
これを帳簿上に記載するのが割引手形勘定である。

割引手形勘定の計上方法としては、以下の2つの方法がある。
1)手形割引時に受取手形勘定の減額の代わりに割引手形勘定を貸方に計上し、満期決済時に割引手形勘定と受取手形勘定を相殺する
2)手形割引時に受取手形勘定を貸方に計上し、受取手形勘定を減額するが、割引手形勘定と割引手形見返勘定を手形額と同額計上し、満期決済時に反対仕訳を計上して相殺する
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