■テンポラル法
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テンポラル法とは、決算日における外貨換算方法の考え方の一つで、財務諸表に計上されている外貨額の属性(Temporal)に応じて換算レートを設定するという考え方。

具体的には、取得原価法を採用している固定資産などはその属性が取得時価格であるため取得時の為替レートを換算レートに利用する。
一方、低価法を適用した資産や時価評価された有価証券などは、その属性が時価であるため、決算日レートを換算レートに利用する。

わが国では、このテンポラル法に修正を加えた修正テンポラル法が採用されていたが、1995年から決算日レート法が適用されている。
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