■社内金利
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社内金利とは、事業部等の業績評価を行うにあたって、会社資金使用量の多寡を業績に反映させるために擬似的に付す金利のこと。
例えば、おなじ営業利益を計上している2つの事業があったとした場合でも、1つの事業が在庫等で多額の資金を使用している事業である場合、会社全体としては資金を使用していない事業の方を高く評価すべきであると考えられる。
このような資金使用量の多寡を業績評価に数値として反映させるための仕組みが社内金利制度である。

社内金利を付す対象は、在庫・営業債権・固定資産などが代表的であるが、どのような資産を対象に金利を付すかは、社内に導入している業績評価制度の目的・概念によることとなる。
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