■連結納税
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連結納税とは、企業集団を一つの「課税単位」とする納税制度のこと。
国内にある親会社とその100%子(孫)会社等を課税所得計算上のひとつの企業集団とし、課税所得を通算して申告納税するもの。

企業集団内に、赤字の会社と黒字の会社が混在していれば、課税所得の計算上通算されるため、連結納税を適用しない場合に黒字会社で支払う納税額が減額されることとなり、一般的にはグループ全体の税負担が軽くなる。
連結会計は、支配力基準で連結決算対象となる企業集団の範囲が決定されるが、連結納税は持ち株比率が100%である子会社・孫会社しか企業集団の範囲とならないことに注意が必要。
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