■タックス・スペアリング・クレジット
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タックス・スペアリング・クレジットとは、租税条約で、発展途上国が経済促進策として設けた外国法人税額の軽減について、本邦ではその税額を支払ったものとみなして外国税額控除を適用するもの。
減免税額、みなし外国税額控除ともいう。
相手国の減税分を日本で課税することを避け、相手国の減免政策が封殺されないようにするための処置。

例えば、発展途上国の優遇税制等により、1億円の税額減免を受け、結果として3億円の税をその国に納めた場合、外国税額控除額を4億円とすることができることとなり、その企業は発展途上国の優遇税制メリットをフルに享受できることになる。
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