■年率換算
一覧へ戻る
年率換算とは、四半期や月次などの単位で発表される統計で、当該期の増減率が1年間続いた場合、年間でどのくらいの変化率になるかを示したもの。四半期の前期比増減率を年率換算する場合は次のようにする。

((当期の実績/前期の実績)の4乗−1)*100

「増減率」だけでなく、「水準」も年率換算(あるいは年換算)することがある。たとえば、住宅着工戸数などでは、ある月の着工戸数(季節調整値)を12倍したものを、”年率換算の着工戸数”と呼ぶ。月々の数字よりも年換算した数字の方がわかりやすい場合に用いる。GDP統計では、四半期ごとの季節調整値は、あらかじめ年換算した数字を内閣府が公表している。

小泉大輔公認会計士事務所   用語集 TOP