■管理会計
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管理会計(かんりかいけい、management accounting)とは、企業会計のひとつの形であり、主として会計情報を経営管理者の意思決定や組織内部の業績測定・業績評価に役立てることを目的としている会計である。対義語は財務会計である。

管理会計上の情報は、組織内部で使用される機密情報として扱われることが多く、この点で組織の外部からも利用可能な財務会計上の情報と異なる。逆に、財務会計上の情報は、企業会計原則や商法、金融商品取引法、法人税法等によって内容が規制されるが、管理会計上の情報にはそのような規制はない。伝統的管理会計は主として、原価計算(Costing)と予算管理(Budgeting)から成り、最近の傾向として、組織内部の様々な活動や組織の戦略と関連付けて考えられることが多い。

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